夏休み最初の日曜日。 買い出しのために立ち寄ったイオンモール福岡は、朝から熱気が充満していました。

それもそのはず、世間は給料日やボーナス直後の週末。

さらにこの日は、大注目の『映画ちいかわ』公開3日目!SNSでは「鬼滅やコナン級の勢いでは」と話題になるほどのロケットスタートを見せ、館内には特設ポップアップストアまで登場する大フィーバーぶりでした。映画だけでなくポップアップまで仕掛けてくる展開力……ナガノ先生、一体どれだけのパワーをお持ちなんだと圧倒されました(笑)。

おまけに『トイ・ストーリー5』に「キングダム」、幼児に絶大な人気を誇る「PAWパトロール」も公開で

さらには「もっちゅりん」の行列まで!店舗の皆さんにとっても、まさに年間最大級の書き入れ時という熱気でした。

そして、その熱気の中でひときわ目を引くイベントが開催されていました。それが『志免フェス』です。

メインステージはもちろんのこと、メインストリートを志免町の企業・店舗様の出店がずらりと埋め尽くす圧巻の光景! 大型商業施設を舞台に、地元事業者様と一丸となってアピールする志免町広報の本気度を見た!!

ところで、このイオンモール福岡。「志免町のイオン」と思われがちですが、実は所在地はお隣の粕屋町なんです。

粕屋町は九州自動車道が走り、JR福北ゆたか線と香椎線が交差する交通の要衝。大型商業施設や物流拠点も多く、「イオンがある町」という印象を持つ方も少なくありません。

一方、私の事務所がある志免町は、町の規模こそ決して大きくありませんが、世界に誇れる技術を持つ企業や、日本でもここでしか見られない歴史的な遺産など、実は多くの魅力が詰まった町です。

その代表格が、以前の記事でも紹介している国指定重要文化財でもある志免鉱業所竪坑櫓(たてこうやぐら)です。

そして今回の志免フェスで、私の目を一瞬で奪ったのが、まさにその竪坑櫓を題材にした最先端VR体験でした。

旧志免鉱業所竪坑櫓VR体験を知らせるイオンモールの案内板。

「あ、これ……!」

少し前にPR TIMESのプレスリリースで見かけて気になっていた企画です。

参加者の方が装着していたのは、リリース画像でも印象的だったゴーグル付きのヘルメット

実物は想像以上にサイバーレトロで、めちゃくちゃ格好いい。

サイバーレトロな雰囲気のVRゴーグルとヘッドフォン
Screenshot

SF映画に出てきそうな無骨で近未来的なデザインに、パンチカードや紙テープを触り、壁に穴を開けてLANケーブルを通していた元IT技術者の血が久しぶりに騒ぎました(笑)。

歴史的遺産である竪坑櫓と、最先端のVR技術。

しかも、お隣の大型商業施設という多くの人が集まる場所で、このクオリティのPRを展開している志免町の本気度と、地元への誇りを感じ、とても嬉しくなりました。

ぜひ体験してみたいと思ったのですが、そこには目を輝かせながら順番を待つ子どもたちの姿が。

「……ここは未来ある子どもたちに譲ろう。」

塾講師・行政書士としての理性が働き、今回は静かに見送ることにしました(笑)。

自分が楽しむこと以上に、子どもたちが地元の歴史と最新技術に触れ、目を輝かせている姿を見ることができたのは、とても嬉しい時間でした。

日常のショッピングモールで、地域の歴史や文化に自然と触れられる機会があるのは、本当に素晴らしいことだと思います。

今回は体験を見送りましたが、テクノロジーへの好奇心と地元への愛着は、これからも大切にしていきたいですね。

webの案内によると、どうやら志免町役場で体験できるらしい。平日の空いている時間を狙って、ぜひ私もヘルメットを被って体験してみたいと思います(笑)。

今回VR化されていた志免町のシンボル「志免鉱業所竪坑櫓」や町の歴史については、志免町歴史資料館のデジタルアーカイブでも詳しく紹介されています。

🔗 https://shime-museum.jp/

歴史的価値のある文化財を最新のデジタル技術で未来へ残していく志免町の取り組み。本当に素晴らしいと思いますので、ぜひご覧になってみてください。

そして、志免町には竪坑櫓だけではありません。

世界的なメーカーから技術力を認められ、長年この町でものづくりを続けている企業もあります。

実は私自身、その技術と職人魂に感銘を受けた出来事がありました。

そのお話は、また次回書いてみたいと思います。

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